いつの間にか閉鎖されていたSlingbox公式サポートフォーラム

Slingbox
05 /10 2018
インターネット経由のストリーミングで海外放送を視聴するようになった管理人ですが、国内放送であるBSスカパーに関してはSlingboxを利用してタブレットでも見られるようにしています。

久々にトラブルシューティングをしようと思い米国本国のユーザー参加型サポートQ&Aフォーラムを利用しようと思いアクセスしたら、なんと昨年に閉鎖されていたことを知りました。

Slingboxの生産は終了し会社は再編と業態変更で違う方向に進んでいますし、サポートフォーラムまで閉鎖になってしまったということで、現地では製品サポートの質が次第に低下していく流れを懸念する声が広がっている模様。今後パソコンのデスクトッププレーヤー、モバイル端末のアプリ等で不具合が起きてもすぐに改善されないという状況が増えていくのかもしれません。この調子だと元々迅速とは言い難かったOSアップデートへの対応も更に遅れたりするようになりそうですね。

ハード自体はまだ壊れている訳ではないですし、これといった代替品が無いので、あと数年は使い続けたいところです。
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Slingbox 500について/Smart J:COM Box「WA-8600」と接続

Slingbox
03 /29 2017
ここしばらくの間、管理人はSlingbox 350とSlingbox M2でSTB等を遠隔操作により管理していました。長らく海外衛星からもSlingboxからも遠ざかっていた中で突如訪れたマイブーム。遠隔操作したいと思っていた残る1台のSTBには、かねてから気になっていたSlingbox 500をつなぐことにしました。



【準備にあたって参考にさせていただいたサイト】

Slingbox 500は日本で販売されていないため、日本語サイトにユーザーのレビュー等はほとんど載っていません。検索した結果、以下の日本語サイトを見つけ参考にさせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

 ・Airwhite Memo
  『Slingbox 500
 ・ANA SFCに満足してしまいつい修行を怠る日々
  『ポストロケフリ Slingbox 500を導入
 ・バティの趣味レポート
  『ネット経由でTV映像をストリーミング配信できる「Slingbox」』



【Slingbox 500について】

Slingbox 500はSlingbox 350と同じ世代の製品ですが、ファームウェアの更新を重ね、Dish Networkのsling tvも視聴できる「SlingTV」という名称を併記したパッケージに入れられて現在も販売され続けています。

Slingbox 500は他のSlingboxが持っているストリーミング機能に加え、各種動画を視聴・再生できるApple TVのような機能を兼ね備えており、その価格も定価299.99米ドルと高額です。専用リモコンが付属していて、それを使って色々と操作します。

しかし価格に見合っていない、設定・操作が簡単でない、形が変、ストリーミングが安定しない、といったマイナスの評価やレビューも多く、海外通販してまで買って大丈夫なのだろうか?とさすがに迷いがありました。そこで、今回は中古品を選ぶことになった次第。



【Amazon.com取り扱い中古品をいざ開封】

今回のSlingbox 500は、米国Amazon.comのWarehouse Dealsから購入した中古品です(→購入と海外通販転送の記録はこちら)。さすがに新品を買うだけの資金は残っていないため、キズありなのを承知で「中古(可)」という等級付けのされた商品を選びました。

slingbox500-amazonwarehouse3.jpg
元箱こそはありませんが、幸いなことに大きなキズも無く十分満足できるレベルでした。臭い等の残りもありませんし、十分清掃された上で出荷されたようだったので、安心して使い始めることができました。今のところおかしな挙動も見受けられません。

slingbox500-pse.jpg
北米のみで売られている製品ですが、ACアダプタにはPSEマークと日本語での表記がついていました。

slingbox500-hontai.jpg
本体はねじり飴みたいな形です。本国ではあまり評判が良くないデザインみたいですが、使っていたら慣れて来ました。Slingbox M1/M2に近い形状だとすっきりしているとは思いますが・・・



【チューナー、液晶テレビとの接続】

HDMIのみでの接続は
チューナーやレコーダー → (HDMI IN) Slingbox 500 (HDMI OUT) → 液晶テレビ
の順番となります。

しかしデジタル放送にはHDCPという保護システムがあり、これだけの接続だとSlingPlayerにストリーミングできない映像が出てきて、警告メッセージが表示されてしまいます。管理人が設置した時にはJ:COM CATVのSTBで生放送を視聴していたのですが、この時はHDCP保護がかかっていなかったようで、上記の接続でも問題なくストリーミングを受信できました。

kanaan_hdmisplitter.jpg
HDCPを確実に回避するためには、Slingbox 500の手前に回避のための機材をはさむ必要があります。今回はKanaaN HDMIスプリッタという商品を使用しました。

slingbox500-connection.jpg
設置した段階では、Slingbox 500を間にはさみ液晶テレビへSmart J:COM Box(WA-8600)とSTBの映像をパススルーしてあります。



【液晶テレビに映し出されるメニュー】

slingbox500-hdmiinout.jpg
Slingbox 500はチューナーやレコーダーからの映像を液晶テレビへとパススルーしますが、Slingbox自体は電源OFFになることなくつきっぱなしなので、「OFFの時にはパススルーして、ONの時にSlingbox 500のメニュー画面が出る」という感じにはならないようです。

slingbox500-livetv.jpg
リモコンで「LIVE TV」を選択するなりして、パススルーされた映像を全画面で表示する機能を選ぶことでチューナー映像画面とメニュー画面とを行ったり来たりする方式の模様。

slingbox500-notification.jpg
設定作業や視聴やらをしていると、しばらくお待ち下さいメッセージが。どうやら望まないタイミングでファームウェア更新の通知やら何やらが表示されることもあるようだったので、「変なのが出た!」と家族が困らないよう、HDMIスプリッタのOUT1を液晶テレビに、OUT2をSlingbox 500に接続する切り分け方式に変更しました。

slingbox500-tvgallery.jpg
「TV GALLERY」テレビギャラリーメニューです。

slingbox500-webgallery.jpg
「WEB GALLERY」ウェブギャラリーメニューです。

slingbox500-apps.jpg
「APPS」アプリメニューです。

slingbox500-whatsnew.jpg
「WHAT'S NEW」新着メニューです。

slingbox500-settings.jpg
「SETTINGS」設定メニューです。Wi-Fi接続の設定やファームウェアアップデートはこちらで行えます。

付属リモコンの機能とボタンについては
http://support.slingbox.com/en/KB/KB-2000518.aspx
が詳しいです。(Slingbox.jpにリダイレクトされてしまう場合は異なるブラウザ等を試してみて下さい。)



【設定とアカウントとの紐付け】

Slingbox 500の設定は付属リモコンと「SETTINGS」画面で行えますが、パソコンで行った方が楽そうだったので今回はデスクトップPCのブラウザ視聴画面にある新規Slingboxの設定メニューにて済ませました。

slingbox500-setup_01.jpg
ブラウザ視聴画面から入れる新規セットアップメニューの先頭です。「Slingbox 350 & 500」を選択します。

slingbox500-setup_02.jpg
「スタート」を押します。

slingbox500-setup_03.jpg
まずはアップデートのダウンロードが開始しました。

slingbox500-setup_04.jpg
インストールも終了したら・・・

slingbox500-setup_05.jpg
設置地域を選びます。Slingbox 500は北米のみの販売で、本体で設定する時はカナダか米国のどちらかしか選べないようになっています。そこで今回は日本ではなくUSAを選び、郵便番号は適当な物を入力しました。

slingbox500-setup_06.jpg
HDCP保護によるストリーミング失敗の問題があるので、HDMIだけではなくコンポーネント端子とも接続してそちらからの映像をSlingPlayerに送るような形を勧められますが、今回はHDMI経由でのストリーミングが目当てなので、そのまま進みます。

slingbox500-setup_07.jpg
下まで読み終わったら、チェックを入れて「無視する」をクリックします。

slingbox500-setup_08.jpg
先ほど入力した郵便番号に従い、現地で受信可能なテレビ放送サービスの一覧が表示されます。今回は日本のSmart J:COM Box「WA-8600」を接続してあるので、「My provider is not listed」を選択しました。

slingbox500-setup_09.jpg
チューナー種別はCATV STB、メーカーはHumax。「リモコンコードが同じチューナーがあればいいなあ~」とひとつずつトライしていったところ、幸いなことに(!)「JC-6500」でコントロールすることができました。ホームボタンはありませんが、外で生放送を見るぶんには全く支障が無いレベルです。今回はbinファイルをインストールせずに済みました。

slingbox500-setup_10.jpg
リモコンをテストし、主要な機能が使えることを確認したら設定終了です。



【実際に使ってみて】

■ブラウザ視聴
途切れも無く、特に不具合は感じませんでした。宅外からアクセスしてもスムーズにストリーミングできています。HDMI-コンポーネント変換器を通さないということで、何となく満足度がアップしたような気分になれます(^^;)

■Embedded Player
設定完了後、同一ネットワーク内にて視聴した際には映像の途切れがありました。HDMIスプリッターを抜いてみたところ改善したようにも感じられましたが、正確な原因は不明です。夜になって宅外からリモート視聴してみた時には途切れは発生しませんでした。

■画質
変換器を通さないので、より劣化が少ない形でストリーミングできるのはやはり最大のメリットだと思います。ただ管理人宅には古いJ:COMチューナーがありD端子から直接Slingbox M2に出力させてあるので、HDMI化による劇的な差違が少ないぶん、500の次世代機であるM2のレスポンスの良さを実感することの方が多いです。

■機能
ストリーミング機能だけで十分な人にとって、パススルーした映像にかぶせる形で表示される各種メニューは不必要かもしれません。管理人も結局はHDMIスプリッタで切り分けて、CATVチューナーと同じ液晶テレビ入力端子経由ではSlingbox 500のメニューが表示されないようにしてしまいました。

■Slingbo 500お勧め度
Slingbox 500はストリーミングの途切れ(特にHDMIケーブル経由)やファームウェアアップデートの失敗といった細かい不具合が報告されることも多く、HDMI端子経由でのクリアな画像を得たいという目的のためだけに購入するにはなかなか踏み切れない機種かもしれません。個人的には、変換器を通すデメリットはあっても、Slingbox 350やSlingbox M1のようなシンプルなモデルを選択する方をお勧めしたいと思います。

Smart J:COM BoxをSlingboxと接続・遠隔操作(HUMAX製WA-シリーズ共通)

Slingbox
03 /29 2017
今回、Slingbox設置場所で使用しているケーブルテレビのJ:COMチューナーが、HUMAX製JC-5100からHUMAX製Smart J:COM BoxのWA-8600に変更となりました。

JC-5100の時はSling Mediaの用意したHUMAX製CATVセットトップボックス用リモコンでは操作できず、カスタムリモコンbinファイルを適用しないと電源ONすらできませんでした。しかし今回は、J:COM以外の各地CATV会社に採用されているJC-6500という機種のリモコンで代用することができました。

WA-8600
http://cs.myjcom.jp/JSS_KnowledgeDetail?an=000409546
(→操作説明書PDF; http://support.zaq.ne.jp/iask/pdf/TV/manual/HUMAX/WA-76008600_sousasetsumei.pdf

JC-6500
http://jp.humaxdigital.com/usermanual/
(→操作説明書PDF; http://jp.humaxdigital.com/wp-content/uploads/sites/25/2016/10/UM_JC6500_100JP_11-1107.pdf

JC-6500リモコンに「ホーム」ボタンはありませんが、「ブラウザ」ボタンを押した後で「戻る」を押すと、ホーム画面に到達することができます。家の外から生放送を見る程度なら申し分ない感じです。

SlingPlayerのタブレット版はカスタムリモコンへの対応が不十分なので、今回JC-6500で動かすことができたのはラッキーでした。



【その他HUMAX製の黒いSmart J:COM Boxのリモコンについて】

J:COMに問い合わせたところ、HUMAX製Smart J:COM Box「WA-」シリーズのリモコンは全機種共通(白いスライド式リモコンの機種でも黒いリモコンに交換可能=リモコンコードが同じ)で、WA-8600と同じ黒いリモコンで操作できるとのことです。当該STBをお持ちの方は、Slingbox設定にてJC-6500を選択すれば大丈夫そうです。

J:COMユーザーの方々の参考になれば幸いです。

2017年3月のUpdateに起因するWindows 10でのSlingbox視聴、SlingPlayer不具合

Slingbox
03 /24 2017
3月に入って、国内外のSlingboxユーザーから「Windows 10でSlingPlayerが不具合を起こし、映像を視聴できなくなった」という声が挙がっています。

【症状】
 ・3月のWindows 10アップデートを境に視聴ができなくなった
 ・デスクトップ版、ウェブブラウザ版のいずれもが不具合を起こした(映像が出ない、起動しない等の模様)

デスクトップ版とウェブブラウザ版が同時にダメになるのは、デスクトップ版がウェブブラウザ版と同じ作りのためなんだとか。全てのユーザーでこうなっているという訳でもないのですが、ひどいケースだと所有しているWindows 10パソコンでの視聴が全滅になり、どのSlingbox映像も視聴できなくなったユーザーもいたようです。

Windows Update実施前の状態に復元することで対処できることは紹介されていましたが、数日前にようやく原因が判明したようです。

SlingplayerforWeb fails to launch after receiving the latest Windows 10 updates
https://community.slingbox.com/thread/99466

KB4013429 update causes Slingbox to Fail
https://answers.microsoft.com/en-us/windows/forum/windows_10-performance/kb4013429-update-causes-slingbox-to-fail/d920788e-8764-427c-b72e-c153b5424b43

原因は
2017 年 3 月 15 日 — KB4013429
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4013429/windows-10-update-kb4013429

で、Microsoft DTV-DVD Decoderという機能に影響を与えるとのこと。検索してみるとSlingPlayerはハードウェアアクセラレーションにこのMicrosoft DTV-DVD Decoderを使っていたりもするそうです。

管理人のWindows 10ではそんなことが起きていないのに・・・と思ったら、まだ更新をインストールしていないだけでした。3月のアップデートをインストールしPCを再起動しましたが、管理人のWindows 10タブレットPCではKB4015438はまだ入れずKB4013429どまりの状態でも、ブラウザ版での視聴ができました。Microsoft DTV-DVD Decoderがらみで、不具合が出る物とそうで無い物とに分かれるということなのでしょうか・・・

多くのユーザーにおいてKB4013429をアンインストールすると不具合が解決することから、更新のリリース後しばらく経過した時点で原因は指摘されていましたが、先日これに対する修正プログラムが出されました。KB4015438を追加で入れれば不具合は修正される模様です。

2017 年 3 月 21 日 — KB4015438
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4015438/windows-10-update-kb4015438

ダウンロードページは
http://catalog.update.microsoft.com/v7/site/search.aspx?q=kb4015438
1行目が32ビット版Windows 10向け、2行目が64ビット版Windows 10向けのファイル

Slingbox機種比較表

Slingbox
03 /14 2017
米国Slingbox.comにある比較表を参考に作成しました。リダイレクトされて日本語サイトに飛ばされることが多いので、備忘録として置いておきたいと思います。間違い等があったらすみません。気付き次第修正する予定です。



Slingbox機種別仕様比較
Slingbox M1
Slingbox M2
SlingTV
Slingbox 500
Slingbox 350Slingbox PRO-HDSlingbox SOLO
最大入力解像度1920×1080p
30/25fps
1920×1080i
60/50fps
1920×1080p
60fps
1920×1080p
30/25fps
1920×1080i
60/50fps
1920×1080i
60/50fps
1920×1080i
60/50fps
最大出力解像度1920×1080p
30/25fps
1920×1080i
60/50fps
1920×1080p
30fps
1920×1080p
30/25fps
1920×1080i
60/50fps
1920×540p
30/25fps
640×480p
30/25fps
HDMI端子----
内蔵Wi-Fi---
TVインターフェース----
複数入力---
アナログ入力端子コンポーネント
コンポジット
コンポーネント
コンポジット
コンポーネント
コンポジット
コンポーネント
コンポジット
S-ビデオ
コンポーネント
コンポジット
S-ビデオ
内蔵TVチューナー----
内蔵赤外線エミッタ--
販売地域米国
カナダ
ヨーロッパ
日本
米国
カナダ
米国
カナダ
ヨーロッパ
北欧諸国
ブラジル
日本
複数国複数国
モバイル用Player対応
コネクテッドデバイス対応Chromecast
Roku
Apple TV

(Chromecast除く)
(Chromecast除く)
PC用デスクトップPlayer対応--旧版旧版
SlingCatcher対応---



ブラウザ版Player対応一覧表
M1
M2
500
350
PRO-HDSOLO120PROLegacy各機種
Windows 7~10
MacOS 10.11.x以降×



各種SlingPlayerソフト、アプリ対応

M1
M2
500
350
PRO-HDSOLO120PROLegacy各機種
新PCデスクトップソフト○*××××××
旧PCデスクトップソフト×××
Chromecast×××××
Roku×××
Apple TV×××
Fire TV×××××
Facebookアプリ××××
Webページ埋め込み用××××
iPad××
iPhone/iPod touch××
Kindle Fire××
Androidスマホ××
Androidタブレット××
Windows 8.x~アプリ×××
Windows Phone××

*Slingbox M2のみPC用デスクトップPlayerでの再生は不可。設定のみに用い、視聴はブラウザ版Playerにて行う。




【参考URL】

Slingbox Comparison
http://www.slingbox.com/en-US/Support/KB/KB-2000537.aspx
Slingbox機種別スペック比較表

Which SlingPlayer software works with my Slingbox?
http://support.slingbox.com/KB/KB-2000121
プレイヤー等の機種別対応リスト

J:COMのCATVチューナー「BD-V301J」をSlingboxで操作

Slingbox
03 /12 2017
カスタムリモコンを適用したSlingbox M2では、iPadアプリが落ちたり、Androidタブレットアプリで視聴が始まらなかったりして不便でした。結局SlingboxはJ:COMチューナーJC-5100(Humax製)から取り外し、2台目の別J:COMチューナーにつなぎ直すことにしました。

今回Slingbox M2と接続したJ:COMチューナーは、内蔵HDDの無い古い機種「BD-V301J」(Pioneer製)です。Slingboxの古いリモコン対応一覧ページに「BD-V300J」という似たような型番があったのでひとまず選んでみたのですが、残念ながら反応は無し。「BD-V300」の方でチャンネル変更等ができました。

録画予約もせず視聴するだけのサブ機なので、このリモコンでも特に不便は無さそうです。

EchoStar事業再編・リストラとSlingbox製造終了

Slingbox
03 /11 2017
EchoStar cuts 100 employees, another 1,800 moving to Dish Network
EchoStar trims around 100 workers, shifts 1,800 to Dish in restructuring
EchoStar Confirms Job Cuts

2004年; Sling Media社創業
2007年; Sling Media社がEchoStar社(Dish Networkは系列会社)によって買収される
2016年; Sling Media創業者兄弟の一人、Blake Krikorian死去
2016年; Slingbox製造終了
2017年; EchoStar社とDish Network社の事業再編、リストラを免れたEchoStar社員らのうち1,800名がDish Networkに異動へ

今春の事業再編でSling Mediaの事業はEchoStarからDish Networkへと移されるとのこと。

Dish NetworkはSling TVというテレビ放送の有料ストリーミングサービスにおいて契約者数を順調に拡大させています。Slingboxの技術はDish NetworkのHopper DVRという機器に活かされているものの、名称が似ている上記のSling TVというのはHuluやNetflixといった一群に含まれるサービスであり、Dish Networkのチューナーに内蔵されたリモート視聴機能という訳ではありません。

(逆に、Slingbox 500の方がOSリニューアルしSling TVも視聴できる製品に生まれ変わっています。slingtvと書かれた赤いパッケージに変更となっています。Slingbox本来のストリーミング機能に動画再生メニュー等が加わり、Apple TVののような感じになった模様です。付属リモコンで操作するとのこと。)

米国の記事を色々と見ていると、ケーブルもアンテナも要らない・どこでも好きな時にテレビのライブストリーミングを見られるサービスが普及している中で、Slingboxのような技術は過去の物となりつつある存在としてしばしば扱われているようです。そのうち「Sling」といえばSlingboxではなくSling TVの方を指すようになっていくのかもしれません。

いずれにせよ、今回の経営再編報道でSlingboxの生産停止も確定してしまったようです。自分でチューナー・レコーダーに接続させリモート視聴できるという自由度が高い機器であるSlingboxが淘汰されることは非常に残念ですが、多くのユーザーを抱える同商品のサポートをDish Network側も継続する意向らしいので、少なくとも数年はまだ楽しめるのではないかと期待しています。

Slingboxの生産終了?!~M1/M2を最後に廃番?

Slingbox
03 /05 2017
Slingbox関連の調べ物をしている最中、ショッキングな報道に出くわしました。

Sling Media Halts Slingbox Manufacturing: Report
Sling Media Stops Manufacturing The Slingbox
Slingbox Manufacturing Halted… In Favor Of Video Production Ecosystem
Sling Media reportedly halts production of the once-revolutionary Slingbox

2017年1月の時点で明らかになったのが、
・2016年の時点でSling Media社は既にSlingboxの生産を終了。公式発表は無いもののSling Media社は事実を否定せず。
・Slingbox M1/M2が最後のモデルになる見込み。
・サポートは継続するが、Sling Media社自体は業態変更へ。
・現在流通している在庫が売り切れたら販売終了。

チューナーやレコーダーでもリモート視聴ができるようになっている状況、またSling MediaがDish Networkに買収されたことなどから、色々と流れが変わったのかもしれません。

日本の場合リモート視聴にはチャンネル制限やペアリングの有効期限があるので、そうした制限無しにHD画像をリモート視聴できるSlingboxはありがたい存在です。VULKANOも日本でサービス終了となってしまいましたし、チューナーとは独立してストリーミングできる機器はこのまま淘汰されてしまうのでしょうか・・・

なんとも残念なニュースです。

Slingbox M2について

Slingbox
02 /27 2017
今回、発売からかなり経過して型落ち感が増してきたSlingbox PRO-HDから現行機種に買い替えることにしました。日本国内ではSlingbox M1が最新となっていますが、米国内ではM2が新たに発売されています。個人輸入しても14,000円程度とお得だったので、管理人はAmazon.comより個人輸入しました。

■Slingbox M2を開封

slingboxm2_package.jpg
外箱はこんな感じです。iOSとAndroidアプリをただで使えます、というシールが貼ってあります。PRO-HDに比べると断然小さくて驚きました。

slingboxm2_cable.jpg
付属品です。

HDMI-コンポーネント変換アダプターは、これまでPRO-HDとつないでいたSimbleの変換器をそのまま流用しました。


■Slingbox M1とSlingbox M2のハードウェアは全く同じ、違いはモバイルアプリ代の上乗せ

Slingbox M2と聞くとSlingbox M1の改良版のように思えてしまうのですが、実際のところハードウェアの仕様は全く同じです。部品が違うとか、どこかが早くなったとかいう違いは無いそうです。M1との大きな違いは、M2を買うとモバイル端末や各種ストリーミングデバイス用アプリ代金が含まれているので、色々な機器を新たに買い込んでもアプリ代を節約できる、という点です。

しかし管理人のようにPRO-HD時代から広告の出ないiOS、Android用有料アプリを使い続けていて、なおかつ今後異なるプラットフォームの機器を買い足す予定が無いユーザーにとっては、M1に上乗せされたアプリ代金分は不要なのも確かです。管理人はそこを承知の上で、「ひとまず買うなら最新機種にしておこう」と考えSlingbox M2の方を選びました。

Slingbox M1を既に持っており、有料版アプリを持っている方は、M2だとスペックアップの買い替えになりませんので、そのままM1を使い続けられることをお勧めします。


■Desktop版Playerで視聴できないM2

Slingbox M2はセットアップ方法等は基本的にM1と同じだとのこと。しかし、全ての設定が終わってから、重大な点が違うことに気がつきました。

それは、Slingbox M2だとDesktop版Playerでは視聴できず、本体の設定に使うのみ。視聴はブラウザ版WebSlingPlayerとなる、点でした・・・

Which SlingPlayer software works with my Slingbox?
http://support.slingbox.com/en-US/KB/KB-2000121.aspx
(日本語サイトにリダイレクトされる場合はVPN機能がついているOpera等、他のブラウザを試してみてください。)
Slingbox M2 uses Slingplayer for Desktop for setup only, and Watch on Slingbox.com for viewing TV. The Slingbox M1 uses Slingplayer for Desktop for BOTH setup and viewing TV.

「M2なら広告フリーなアプリでお楽しみいただけます!」とありますが、これはあくまでモバイル版アプリにおいて広告表示のあるFree版ではなく有料版の機能で利用できるという話であって、ブラウザ版のWebSlingPlayerでの広告が消える訳ではありません。ふだんiPhone、iPad、AndroidのNexus 7に加えて液晶TVと接続したデスクトップPC(Windows 7)で視聴することが多い管理人にとっては重大な違いです。

しかもPRO-HDでは利用できていたEmbedded PlayerやFacebook用Playerが非対応であるため、結果的にはPRO-HDの時に享受できていた広告を全く見ずに済む視聴環境を手放さなくてはいけなくなってしまいました。

正直なところ、管理人は広告が出て、しかも視聴しているうちに固まってマウス操作を受け付けなくなることが多いWeb版Playerを使うのが好きではありませんでした。しかし、米国版サイトの小さな注意書きにたどり着くことなく購入してしまい、結果的にWeb版SlingPlayerしか利用できない環境に陥ってしまったという顛末・・・

海外在住だったり個人輸入だったりでSlingbox M2の購入を検討されている方は、この点にくれぐれもご注意願います。価格的にもM1の方が安いので、パソコンのDesktop版Player内で視聴したい方はM2を買わないようお気を付け下さい。(視聴にパソコンを使う予定が無くもっぱらスマホやタブレットでしか視聴しない、なおかつ有料アプリをまだ買っていない、という方ならM2を購入されても全く心配は無いと思います。)

また、広告が出ないブラウザ用Embedded PlayerはM1/M2共に非対応なので、無線LANのWi-Fi対応でなくてもよければ、出力解像度が同じSlingbox 350を敢えて買うのもありかと思います。Slingboxについては、ただ単に最新製品を買うというよりも、どのプレイヤーで見たいか、どんな形の広告表示までなら妥協できるか、という自分のニーズに合わせて選ぶことも考慮に入れた方が良いのかもしれません。

ちなみに、Slingbox PRO-HDが壊れたので買い換えを検討される方も多いかと思います。しかしSlingbox PRO-HDの故障は単なるACアダプタの故障であることも多く、そちらを交換さえすればまだまだ使えることが多いです。M1やM2にする必要までは感じないようであれば、まずはAmazon.co.jpなりでACアダプタを購入されることをお勧めします。


■Slingbox M2とパソコンの組み合わせで広告無しの視聴環境を得るなら、Windows 8/10アプリ

Windows 8、Windows 10用のアプリだと広告が出ないようです。使い勝手があまり良くないような気もしますが、Windowsタブレットで確認する限り、宣伝が出るというストレスから解放されるのは嬉しい点だと感じました。

管理人のパソコンはいずれも敢えてWindows 7のままにしてありますが、広告を出さずにぱっと視聴を始めたい場合は、Windows 10にアップグレードしてアプリをインストールする必要がありそうです。ただし今の時点では使いづらい、不安定、といった悪評が先行しておりMicrosoftのアプリレビューも★一つが非常に多いです。将来的に改善されるようであればOSのアップグレードも考えてみたいところです。


■Amazon Fire TVとの組み合わせ

SlingPlayerアプリを内蔵している受信側機器はいくつかあるのですが、 WD TV Media Player、Boxee Boxといった端末はいずれも対応しているのはPRO-HDや350までです。M1/M2でアプリ内蔵端末となるとAmazon Fire TVになるようです。

しかし海外サイトや日本国内のAmazon.co.jpアプリレビューをざっと読む限り、接続が途切れたり、リモコン操作ができないことがあったり、安定性に欠けたりと、あまり実用的とは言えない模様。昨夏には突然アプリが使えなくなったトラブルも起きており、ちゃんと動かない可能性、相性次第で快適に使えるかもしれないし逆にがっかりするかもしれないという可能性を考慮した上で導入する必要がありそうです。


■M2のPlayer問題~管理人はSlingbox重連→350をメイン、に変更

M2とWindows 7の組み合わせではブラウザ版のWebSlingPlayerを使わざるを得ません。しかしブラウザ版では起動する度にCMが流れ(注;CM動画は広告ブロッカーをインストールすると流れなくなりますが、バナー広告は残るようです)、時には視聴しているうちにマウス操作が効かなくなったり、ストリーミングが止まってしまったりと、かなりストレスがたまります。

結局、広告の出ないモバイルアプリではM2を、デスクトップPCでは復帰させたPRO-HDを、といった具合に使い分けることにしました。米国Slingbox.comのフォーラム等に書き込まれていた、「同じチューナー・レコーダーに複数台のSlingbox(multiple slingboxes)を重連(daisy chain、chain)させて接続する」という方法です。

それぞれのSlingboxのOUT端子とIN端子をコンポーネントケーブルでつないで、チューナーからの映像信号をスルーさせ、
チューナー → Slingbox M2 → Slingbox PRO-HD → 液晶テレビ
と接続する形にしました。海外では異なるモデルのSlingboxをこうして連ねているユーザーもぼちぼちいるようです。電気代は余計にかかりますが、Web版Playerの問題を解決するにはそう悪くない方法だと思いました。


■Slingbox PRO-HDとSlingbox M2(スペック的にはM1と同一)を比べてみて

Slingbox PRO-HD
発売; 2008年
最大入力解像度; 1920x1080i 60/50fps
最大出力解像度; 1920x540p 30/25fps

Slingbox M1/M2
発売; 2014年/2015年(本体ハードウェアは同一)
最大入力解像度; 1920x1080p 30/25fps、1920x1080i 60/50fps
最大出力解像度; 1920x1080p 30/25fps、1920x1080i 60/50fps

上記の通り、M1/M2はPRO-HDよりも出力解像度が高くなっています。実際にパソコンやタブレットで比較してみると、M2の方が文字や線がくっきりして見えるように感じました。視聴を開始する時のレスポンスや、ストリーミングのビットレートが上がりきって安定するまでの時間数も、やはりM2においては向上しているように思われます。

【追記~PRO-HDの引退】
HD画質での送受信に対応した世代とそうでないPRO-HDの違いはやはり小さくなく、結局新たなサブ機としてSlingbox 350を設置しました。M2と比べてしまうと反応のキビキビ感には欠けるようですが、やはり画質はPRO-HDよりも良く、リモコンの反応も早くなりました。M1/M2では利用できない広告フリーのEmbedded Playerに対応しているので、350はパソコンと液晶テレビで視聴する際に活躍してくれそうです。

【追記2~M2はサブ機に】
ブラウザ版SlingPlayer for the WebとEmbedded Playerの両方に対応していて、かつiPadアプリやWindows 10アプリにてカスタムリモコン読み込みに不具合の出ないSlingbox 350はメイン機に昇進。レコーダーと単独で接続し、M2はサブ機として別のチューナーに接続する形に変更。Slingbox 2台の重連は止めました。次に買い足すとしたら、ソフトの対応状況が350と同じ500にしたいと思っています。

旧モデルSlingbox向けデスクトップPlayerのファイル入手先

Slingbox
02 /27 2017
Slingbox PRO-HD以前に対応(→対応情報はこちらを参照。日本語サイトにリダイレクトされる場合はVPN機能がついているOpera等、他のブラウザを試してみてください。)している古いデスクトップ版Playerですが、現在も入手可能で、広告表示無しで視聴したい旧モデルユーザーに利用されています。

ずっと前から更新は止まっており機能改善も望めませんが、ストリーミングクオリティ云々よりも広告表示ゼロを優先させたい方にはまだまだ役に立つ存在かと思います。

Windowsバージョン
SlingPlayer for Windows (legacy desktop version)
http://support-worldwide.slingbox.com/go/slingplayer-windows

Macバージョン
SlingPlayer for Mac (legacy desktop version)
http://support-worldwide.slingbox.com/go/slingplayer-mac

虎太郎

デジタル機器の好きな元文系人間です。家のあれこれで機材のメンテナンス継続が難しくなり海外衛星受信やPC自作は引退。

最近はPCやタブレットを使ったインターネットTV、STBのリモート視聴機能、Slingboxによるライブストリーミング、Android TV Boxにて国内外の放送を楽しんでいます。

所有Slingbox;
PRO-HD、350、500、M2

所有PC;
Windows 10、Windows 7

所有タブレット;
iPad、Android、Windows 10

その他;
Apple TV、Android TV Box

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