F型接栓

受信に使う機材
05 /27 2005
(2010年6月、5年前の記事を修正・加筆しました)

■F型接栓



LNBFとチューナーとを接続する同軸ケーブルの両端に取り付けるコネクターです。ケーブルの太さごとに接栓のサイズも異なり、4Cケーブルには4C用接栓、5Cケーブルには5C用接栓を用意します。

電気店で長さの決まった同軸ケーブルパックを購入すると最初からこの接栓がついていることもあります。長い同軸ケーブルだと片側だけに接栓がついており、もう片方は自分で長さを調整した後に取り付けるようになっている場合も少なくないようです。

ケーブルだけを切り売りで買った場合はこのF型接栓はついてきません。電器店にはたいていケーブルと一緒に置いてあるので自分で別途2つ買います。慣れないうちはペンチで締めるのに失敗することがあるため、余分に買っておくと安心です。

なおアサヒデンキさんの接栓についての説明ページが詳しくてわかりやすいです。オンラインショップではケーブルや接栓を各種販売されています。

【F型接栓の取り付け】

作業の際に写真を撮ってみました。あまり器用ではないのでよく見ると芯線が曲がっていますがあしからず・・・(^^;)


予め固定用のリングをケーブルに通しておきます。カッターなどで切り込みを入れ、ケーブル先端13~14mmのビニール被覆を取り外します。この際被覆の下にある網線を一緒にカットしないよう注意します。


網線を2~3mm残してきれいに切り揃え、反対方向に折り返します。


芯線の周りを覆っている部分を4mm程度残してカットします。この際芯線である銅線にハサミなどを当てて傷つけることのないよう注意します。


コネクタとの接続金具を折り返した網線の内部にあるすき間に押し込みます。この際ペンチ等の金具で金具を押さえながらだと奥までしっかり入りやすいようです。


ペンチを使ってリングを同軸ケーブルの両脇でつぶして固定します。同軸ケーブルが接栓からすっぽ抜けるのを防ぐ目的なので、ゆるくならないよう目で様子を見ながら押しつけます。


リングの余り部分をペンチではさみ、リング金具が同軸ケーブルの円周全体を固定するようにします。


余った芯線が金具から2mm程度飛び出る長さに切り揃えます。ペンチを斜めに入れてカット面が斜めになるようにします。


不器用ながら無事に?F型接栓の取り付けが完了しました。ちなみに信号がちゃんと通っているかどうか心配な場合は、既にシグナルが来ていることが確実な自宅用地デジもしくはBS/CSケーブルと差し替えて映像が出るかどうか確認するのが分かりやすくて良いかと思います。


■防水タイプのF型接栓



F型接栓には防水タイプの防水F型接栓があります。屋外に出る側には風雨を受けてのトラブルを考慮してこのような防水タイプを取り付けると安心です。

【防水F型接栓の取り付け】

あまり器用ではないのでこれまた芯線が曲がっていますがあしからず・・・(^^;)


防水F型接栓の部品です。


下に来る金具を最初にケーブルに通しておきます。


先端の被覆ビニールをカットします。


網線を数mm残してカットし折り返します。また芯線の周囲も数mm残して取り除きます。


接栓内部に来る金具を押し込みます。芯線はその金具の中心にある小穴から飛び出す形になります。


よく見ると中心コンタクトを押し込んでも芯線が長すぎてひっかかってしまうようです(^^;)


芯線を中心コンタクトの奥まで来る長さにカットしました。


中心コンタクトを芯線にかぶせました。程よい長さで、側面ののぞき穴を見ても奥まで銅線が来ているのが分かります。


中心コンタクトの膨らんだ部分を圧着金具でつぶします。初めての時は普通のペンチを使おうと思ったのですが、なかなか上手くいかず結局圧着ペンチを購入しました。同軸ケーブル加工用圧着工具は置いてなかったので、普通の多目的圧着工具で代用しました。


触っても中心コンタクトが抜けないことを確認後、LNBFコネクタに接する金具をかぶせます。


下側に来る金具をクルクルと回して上側の金具とぴったりつくようにします。手だけでは難しいので、レンチなりを使って締めつけることになるかと思います。


■テレビプラグ



このような形のテレビプラグはテレビ側に接続する部分に使うものなので、海外衛星受信の際に風雨にさらされる屋外のLNBFコネクタに挿し込むという用途には使えません。水が入り込むとLNBFや同軸ケーブルにトラブルが起きる元になってしまいます。

またシールド性が上記のF型接栓よりも低いそうなので、できれば使わない方が良いかもしれません。

虎太郎

デジタル機器の好きな元文系人間です。家のあれこれで機材のメンテナンス継続が難しくなり海外衛星受信やPC自作は引退。

最近はPCやタブレットを使ったインターネットTV、STBのリモート視聴機能、Slingboxによるライブストリーミング、Android TV Boxにて国内外の放送を楽しんでいます。

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