ベータ版のAzBox HD Elite、4:2:2放送は見られるもののバグ多数

Linuxチューナー
06 /28 2009
(以下は購入時の状態で、現在は問題が解消されています。)

1ヶ月前に注文していたAzBox HD EliteとオプションDVB-S2チューナーのうち、在庫切れが続き流通再開が遅れているオプションチューナーを除いた本体だけが先日ドイツから配達されました。


Intelsat-8 3812 CNN Hong Kong Feedのチャンネル情報


実際にデコードされた4:2:2放送の画像

ヨーロッパ諸国のウェブフォーラムで話題になっていた新製品で、書き込まれていた情報通り4:2:2放送をデコードしてくれました。海外衛星チューナーのみというPCレス環境で4:2:2を気軽に視聴できるのはなかなか良いです。

YouTubeを検索・再生できる、1080pでも出力してくれるという多機能チューナーながら日本円にして本体のみなら3万円台という話題のモデルなので、確かにお買い得といえばお買い得でした。

ただファームウェアがベータ版で複数のバグが残っていることは承知の上で購入したとはいえ、いざ使ってみるとバグだらけで手を焼かされ、今はLNBFへの給電もアンテナ回転制御もさせずに使っている状態です。間も無くリリースされるという正式版ファームウェアが待ち遠しいです。

ちなみに昨日今日で軽くいじった段階で発生したトラブルは以下の通りです。現時点ではアンテナ回転制御関係が弱いように感じました。

●衛星リスト編集時のフリーズ

登録衛星は西から東の端まで網羅しておりどの国のユーザーが買っても困らないようになっているのですが、大量に登録されすぎて不便でした。そこで不要な衛星を削除しようとデリートキーを押したのですが、何らかの操作をきっかけに繰り返しフリーズ。

●フリーズから復帰した時のデータ読み込みトラブル

電源ボタンで再起動させたところ、いつの間にかメニュー画面から衛星受信に関わる項目が全て消失。一時的にただのメディアプレーヤーボックス状態になってしまいました。これについてはファームウェアを書き換えるなどして何とかTVメニューへのアクセスを復活させました。

後で似たような失敗を再びして分かったのですが、フリーズしたらリモコンの電源ボタンを長押ししてのリブートをしなければならなかったようです。

●アンテナ回転メニュー時の不便

DiseqC1.2で制御しながら衛星を探したいと思っても、回転制御メニューを開いているとシグナルバーの反応が非常に悪くなり、手持ちのTF7700HSCIをAzBoxと連結させてシグナル反応をTF7700HSCIで見ながら衛星探しをする羽目に。

更にDiseqC1.2制御メニューを開いている時はシグナルレベルが低めに表示されるようで、シグナルが弱い衛星だと東西に繰り返しアンテナを移動させても見つからないという不便さでした。

あまりに使い勝手が悪いので、ファームウェアが改善されるまでAzBoxからはLNBFに給電せずTF7700HSCIと接続した上で利用することにしました。

●衛星位置にジャストで戻って来ない?

ポジショナーに登録した衛星間を移動してみたのですが、どうも衛星位置にジャストで戻らないことがあるようでした。リモコンでチャンネルを選択してもノーシグナルメッセージが出たりして画面が真っ暗なままだったりしました。

●途中からHDMI出力しなくなった

しばらく操作していたらHDMI端子からの出力が止まってしまいました。今は止むを得ずコンポーネント接続しています。


(ドイツからの個人輸入の経緯や使ってみての感想等については来週以降にでもぼちぼちまとめてみたいと思います。)

虎太郎

デジタル機器の好きな元文系人間です。家のあれこれで機材のメンテナンス継続が難しくなり海外衛星受信やPC自作は引退。

最近はPCやタブレットを使ったインターネットTV、STBのリモート視聴機能、Slingboxによるライブストリーミング、Android TV Boxにて国内外の放送を楽しんでいます。

所有Slingbox;
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