PID値を入力してのマニュアルサーチ

受信作業の手順
02 /14 2010
PID入力についてまとめてみました。一部ウェブの情報を元に記述していますので、誤情報がありましたらあしからず・・・。

■チャンネル情報を入力して指定検索

通常海外衛星チューナーは周波数、SR(シンボルレート)、偏波を入力すれば後は勝手にチャンネルを探し出して登録してくれる「Auto Serach」(オート・サーチ、自動検索)モードに標準設定されていると思います。

しかし時折チャンネルによっては上の3つの数値だけでは「チャンネルが見つかりません」とメッセージが出て、サーチを行っても全く登録が行われない場合があります。

その時に利用するのが「Manual Search」(もしくはチューナーによっては「Advanced Search」)モードです。このモードではチャンネルのそれぞれに割り振られたPID値を指定することで「こういうチャンネルがあるはずなので登録を行って」とチューナーに指令を出した上でチャンネル検索を行わせるようになっています。

操作はチューナーによって異なりますが、チャンネルサーチを行う画面で検索モード(Serch Mode)という欄があればリモコンでそこに移動し、普段の「Auto」(オート、自動)から「Manual」(マニュアル、手動)へ変更します。


■PID値指定によるマニュアル・サーチに使う数値の探し方

例えばLyngsatを見てみると、「VPID」という欄、そして右隣に「Audio」という欄があります。(→数値の説明と表の見方についてはこちら

チューナーのマニュアル・サーチで使用するのはこの数値で、それぞれVPID(=Video PID)、APID(=Audio PID)と呼ばれるそうです。


■テレビ放送のマニュアル・サーチ

テレビ放送を検索する場合、
 ・PCR PID
 ・VPID
 ・APID
を入力後、サーチを行わせればOKです。

PCR PIDというのはLyngsatには載っていませんが、これについては通常の無料(FTA、ノンスクランブル)放送であればまずVPID(Video PID)と同じ数値を入力すれば良いそうです。(→参考サイト例

ただしスクランブル放送を中心にPCR PIDとVPIDが異なるケースも結構あるようなので、これについてはネット上を検索してLyngsat以外のサイトで確認することになるかと思います。


■ラジオ放送のマニュアル・サーチ

テレビ放送の副音声に切り替えることで視聴するタイプのラジオと違い、映像の出ない全くのラジオ放送の場合はVPID(Video PID)は無いとのこと。

そうしたラジオ放送を検索する場合、
 ・PCR PID(VPIDと同一)
 ・APID
を入力後、サーチを行わせればOKだそうです。

こちらもPCR PIDというのはLyngsatには載っていませんが、これについてはAPID(Audio PID)と全く同じ数値を入力すれば良いそうです。


■チューナーの画面見本



AZBox HD Eliteでのマニュアル・サーチ例です。サーチモードを「Advanced Scan」に変更すると、PCR PID、VPID、APID入力欄が用意される仕組みです。

AZBox HDはLinuxチューナーのため設定画面が複雑で項目も多くなっていますが、通常の家庭用チューナーはより簡素でPID入力欄もPCR PID、VPID、APIDの3つに絞られているなど分かりやすいと思います。

虎太郎

デジタル機器の好きな元文系人間です。家のあれこれで機材のメンテナンス継続が難しくなり海外衛星受信やPC自作は引退。

最近はPCやタブレットを使ったインターネットTV、STBのリモート視聴機能、Slingboxによるライブストリーミング、Android TV Boxにて国内外の放送を楽しんでいます。

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