Engima2での衛星スキャン~復調不可のTPが多いと数十分かかる問題について

Dreambox/Enigma2
05 /17 2010
(DreamboxのDM800HDやDM8000HDで採用されているEnigma2インターフェースに関する記事です。IPBox 9000HDに移植されたバージョンを使用しているので、本家Dreamboxとは仕様や発生するバグの種類・度合いに違いがありますのでご注意願います。)

Enigma2で衛星単位でのチャンネルスキャンを行ってすぐに気付いたのが、

●チャンネルスキャンで最初にサーチをかける周波数でシグナルを確認できないと、それをスキップせずにいつまでも衛星サーチの進行が0%のまま前に進まない
●衛星のトランスポンダー一覧に、停波したものやシグナルが出ていない/認識できないトランスポンダーが含まれているとそこに何分も立ち止まってしまい、一つの衛星のスキャンにかかる時間がそれだけ長引いてしまう
●Thaicom-5のように日本をカバーするビームとそうでないビームとがあり、satellites.xmlファイルの衛星リストに日本をカバーしないビームのトランスポンダー情報が複数含まれていると、それらでスキャンが滞ってしまい、何十分かかっても単一衛星のスキャンが終了しない

といった問題でした。

普通の海外衛星チューナーであれば2~3分あれば終了するスキャンだけに、当初はDreambox以外に移植されたEnigma2でかつUSBメモリを使用したインストールであることが原因ではないかと推測しました。ところが海外サイトで調べたところ、本家DM800HDのユーザー達が全く同じことを経験しているとのこと。

 ・http://www.i-have-a-dreambox.com/wbb2/thread.php?postid=825581
 ・http://www.eurocardsharing.com/f31/the-best-dm800-image-91509
 ・http://www.sat-universe.com/archive/index.php/t-114539.html
 ・http://www.islaremota.com/forum/showthread.php?t=18131


■Satfinderでロックさせておく回避方法


Satfinderの画面です。衛星・トラポンリストに入力済みの情報を利用するモードと、新規に数値を手動入力するモードがあります。ちなみにシグナルバーの反応はサクサクしており利用しやすいです。

上のページにもある通り、あらかじめSatfinderメニューにてシグナルを認識できるトランスポンダーを選んでシグナルロックさせておくと1個目の無信号トラポンで停滞するという問題が解消できることがある点は当方でも確認ができました。


■No Signal扱いのTPスキャンに時間をかけてしまう問題に遭遇して・・・

しかしシグナルを認識できないトランスポンダーで数分ずつ立ち止まる現象は特に変わらずそのままで、Insat-2E/3B/4A衛星をスキャンした時には日本をカバーしていない3Bと4Aのトラポン情報を削除していなかったため数十分かかってしまい、夕食前に始めた単一衛星スキャンが夕食後に戻ってきても続いていた、という有様でした。

シグナルを認識しないトラポンを早めにスキップするというオプションは選択できないようなので、今は各衛星を相当な時間をかけながらサーチしている状態です(_ _;)

230cmアンテナでこの有様ですから、ネットから取得して生成したThaicom-2/5のxmlファイルデータをそのまま読み込んでより小さなアンテナでスキャンをかけたとしたら、復調不可のトラポンが多すぎて、下手すると1時間かかってしまうのではないかと思われます。

これについての対処方法、最新ファームウェアでの現状についてはもう少し時間をかけて情報収集してみたいと思います。

虎太郎

デジタル機器の好きな元文系人間です。家のあれこれで機材のメンテナンス継続が難しくなり海外衛星受信やPC自作は引退。

最近はPCやタブレットを使ったインターネットTV、STBのリモート視聴機能、Slingboxによるライブストリーミング、Android TV Boxにて国内外の放送を楽しんでいます。

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