DreamBox Enigma2インターフェースの映像・音声設定

Dreambox/Enigma2
06 /26 2010
(DreamboxのDM800HD、DM8000HD、DM500HD等で採用されているEnigma2インターフェースに関する記事です。IPBox 9000HDに移植されたバージョンを使用しているので、本家Dreamboxとは仕様や発生するバグの種類・度合いに違いがありますのでご注意願います。)

Enigma2インターフェースで、Setup>System>A/V settingsと移動すると出力端子や解像度、音声関係の設定画面が出てきます。

■映像の設定

●出力端子の種類

DM8000HDやDM800HDだとHDMI端子ではなくDVI端子があるなど出力端子のラインナップが異なるのですが、私が持っているのはIPBox 9000HDのためDM500HD同様にHDMI端子という選択肢が用意されています。

●1080i50や1080i60の設定



上がその設定画面です。Video Outputにで出力端子の種類をHDMI、DVI、Scart等のいずれかに指定します。

HDMIやDVIを選ぶと、まずはModeで出力解像度を指定するようになっています。当方のEnigma2インターフェースでは480i、480p、576i、576p、720p、1080i、1080pから選択可能です。

HD出力に関してはScartモードとは異なり映像方式をPALかNTSCとして選ぶ形ではないので、NTSCならば720p、1080iなりを選んでRefreshレートを60Hzにする、PALならば720p、1080iと50Hzとの組み合わせにする、などの指定を行うことになります。

1080pを選んだ場合は、Refresh Rateを30Hz、24Hz、25Hzから選べるようです。なおNTSCの480i、480pを選んだ場合は自動的に60Hzに、PALの576i、576pでは自動的に50Hzに固定されるため他は選べません。

【追記~その後フルHD液晶テレビで確認してみました。Braviaが一部1080pに非対応なのかエラーメッセージが出てしまうようで、1080p設定を選んでしまうと画面が真っ黒になりそのまま復帰できなくなるので要注意です。私の場合、画面設定メニューの出し方を覚えており、ボタンを押しながら手探りで操作し、なんとか絵の出る状態に復帰できました。】

このModeとRefresh Rateの設定項目によって、1080i50(25フレーム)や1080i60(30フレーム)の指定が完了します。



Scartを選んだ時はSD映像(PALの576iかNTSCの480i)のみに固定されるためか、ModeがPALとNTSCからの二択になります。PALを選ぶと下のRefresh Rateが連動して自動的に50Hzに、NTSCだと60Hzと表示されます。

Color Format欄にはCVBS、S-Video、RGBの選択肢があり、使用するテレビの入力端子に合わせて設定を行い、映像と色が正しく出るようにしておきます。

●追記~1080p50、1080p60出力の問題

Enigma2インターフェースでは1080p50、1080p60の出力設定が用意されていません。IPBoxへの移植版Enigma2だけでなく本家Dreamboxに当てはまるのですが、これはDM8000HD等に搭載されているチップセットが1080p50/60出力に対応していないことによる模様です。

後から発売されたDM500HDに関しては1080p50、1080p60対応チップセットらしいのですが、ファームウェア側に制限があるためせっかくの性能が生かし切れていないようです。

AZBox HDなどは1080pのPALでは1080p50、NTSCでは1080p60として映像が出力されるようで、Bravia液晶マルチテレビでもスムーズに表示されます。しかしIPBox 9000HDにインストールしたEnigma2で1080p25、1080p30出力にするとエラー表示が出てテレビ画面が真っ黒になってしまいます。また1080p24にすると動きが不自然になりガタガタします。

DramboxのHDモデルを購入する場合には、1080p出力に不十分な点があることを認識しておく必要があるのかもしれません。


■音声の設定

下の方にドルビーデジタル(AC3)に関する設定項目があります。使用している映像機器がDolby Digitalに対応しているか否かに応じて設定を行うようになっています。

これに関してはDreamBoxの説明書にも詳しいことが書いてあるので、設定の際に迷うことはないかと思います。

虎太郎

デジタル機器の好きな元文系人間です。家のあれこれで機材のメンテナンス継続が難しくなり海外衛星受信やPC自作は引退。

最近はPCやタブレットを使ったインターネットTV、STBのリモート視聴機能、Slingboxによるライブストリーミング、Android TV Boxにて国内外の放送を楽しんでいます。

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