EchoStar事業再編・リストラとSlingbox製造終了

Slingbox
03 /11 2017
EchoStar cuts 100 employees, another 1,800 moving to Dish Network
EchoStar trims around 100 workers, shifts 1,800 to Dish in restructuring
EchoStar Confirms Job Cuts

2004年; Sling Media社創業
2007年; Sling Media社がEchoStar社(Dish Networkは系列会社)によって買収される
2016年; Sling Media創業者兄弟の一人、Blake Krikorian死去
2016年; Slingbox製造終了
2017年; EchoStar社とDish Network社の事業再編、リストラを免れたEchoStar社員らのうち1,800名がDish Networkに異動へ

今春の事業再編でSling Mediaの事業はEchoStarからDish Networkへと移されるとのこと。

Dish NetworkはSling TVというテレビ放送の有料ストリーミングサービスにおいて契約者数を順調に拡大させています。Slingboxの技術はDish NetworkのHopper DVRという機器に活かされているものの、名称が似ている上記のSling TVというのはHuluやNetflixといった一群に含まれるサービスであり、Dish Networkのチューナーに内蔵されたリモート視聴機能という訳ではありません。

(逆に、Slingbox 500の方がOSリニューアルしSling TVも視聴できる製品に生まれ変わっています。slingtvと書かれた赤いパッケージに変更となっています。Slingbox本来のストリーミング機能に動画再生メニュー等が加わり、Apple TVののような感じになった模様です。付属リモコンで操作するとのこと。)

米国の記事を色々と見ていると、ケーブルもアンテナも要らない・どこでも好きな時にテレビのライブストリーミングを見られるサービスが普及している中で、Slingboxのような技術は過去の物となりつつある存在としてしばしば扱われているようです。そのうち「Sling」といえばSlingboxではなくSling TVの方を指すようになっていくのかもしれません。

いずれにせよ、今回の経営再編報道でSlingboxの生産停止も確定してしまったようです。自分でチューナー・レコーダーに接続させリモート視聴できるという自由度が高い機器であるSlingboxが淘汰されることは非常に残念ですが、多くのユーザーを抱える同商品のサポートをDish Network側も継続する意向らしいので、少なくとも数年はまだ楽しめるのではないかと期待しています。

虎太郎

デジタル機器の好きな元文系人間です。PC自作機の手入れや新たな趣味の開拓ができない中で大型メッシュアンテナまで破損し、そのまま海外衛星受信は引退へ。

最近はPCやタブレットを使ったインターネットTV、STBのリモート視聴機能、Slingboxによるライブストリーミング、Android TV Boxにて国内外の放送を楽しんでいます。

所有Slingbox;
PRO-HD、350、500、M2

所有PC;
Windows 10、Windows 7

所有タブレット;
iPad、Android、Windows 10

その他;
Apple TV、Android TV Box